2000年8月19日

神奈川県相模原市米軍補給廠−

スリーエフ日米親善トライアスロン

今年、2回目のトライアスロン。両方ともショートだが、この前のケンズ・カップではまだ体調が戻っていない中でのレースだったが、今回は、はりでの体調管理及び筑波も終わって体調、モチベーション共に上昇中。来週の乗鞍に向けて最後の調整のつもりでの参加である。しかし、乗鞍への調整にしてはレース時間が短いので往復を自走して時間、距離を稼ぐ事にした。しかし自走が後で問題を引き起こすことになる。

行きは徐々に暑くなる中、体力をセーブしながら25Kmを1時間以上かけて現地に到着。受付を済ませてトランジットエリアでバイクのセッティングをしていて1つ忘れ物に気付いた。トランジットエリアにはバイクシューズとランニングシューズの2種類を残すので、レースを待つ間に使うサンダルが必要だったのだ!今までを振り返ると、現地にはいつも車で行っていたので、少なくとも運転用のサンダルを持っていたが、今回は自走だったため、別に持参しなくてはいけないのであった。仕方ないので、現地調達。ニ●−☆ラ■スのサンダルしかなく、1600円も無駄に浪費・・・ 高すぎる!
レースが始まるまではトランジットエリア近くの木陰で体力消耗を防ぐために30分くらい快眠。しばらくして太陽の位置がずれてきたので別の場所に移動。このあたりは一人での機動力を遺憾なく発揮。レース1時間ほど前に復活して先日のケンズ・カップで参加賞としてもらったチョコ・チューブとカロリーメイトで栄養補給。チューブは熱せられて、ほとんどホットチョコになっていて気温が高い時にはかなりキツイっす。

今回もスイムは7秒間隔で一人ずつスタートし、8コース×50mプールを片道が終わるとコースを移動する変則的な合計400mである。いざレースが始まると、スイムは途中2箇所ほど渋滞で停滞を余儀なくされるが、水質が良いのでケンズ・カップでの泳ぐルートが見えない状態よりは楽に泳げる。
バイクが始まるとスタート時には曇っていた天気が次第に真夏の太陽が復活してきている。前回はトランジットで手間取ったが、3回目になるとやっと学習効果でトランジットの時間を短縮。海ではないのでウェットスーツが無いだけ楽ですが、バイクのストラップを左右に広げてかぶりやすくしたり、ゼッケンをつけたウェアのすそを丸めて着る時にすんなり腕を通してすそを伸ばせるようにした微妙な工夫が良かったか。しかしバイクでは初めて直接、後ろから抜かれてしまい、少しショックだったが、後日リザルトをみるとその人は総合で5位の人。この世界でかなり上位に行くにはバイクも更なるレベルアップが必要か。
ランでは先日のケンズカップでの失速から学んだ作戦があった。最初から少し無理してペースをあげて、途中きつくなったら屈伸でリラックスさせてから走る、名付けて"人間は時には休みが必要よ(字余り)"作戦。
走ってみると、足がまだペダルを踏みたがっているのか、すぐには力が戻らない。すかさず作戦を実行して、いざ走ろうとした時にちょうど横を走っていた人のシャッターチャンスを塞いでしまったみたいで申し訳無かったっす。しかし、作戦が徐々に効果を見せたのか、これまでよりもバイクで抜いた人に抜き返される人数が少ないみたいだ。最後はそれなりに頑張ってスプリントなんぞをやってみて終了。
結果は総合で133位。前回よりも6分も早くなっていた。バイクとランでそれぞれ3分の時間短縮。トランジットの時間短縮とランでの作戦が大きな勝因か。

実は帰りが本日のメイン練習。レースが終わって主催者から支給される弁当を食べて一息ついたら即帰り支度。レース後の体で、どこまでペダルを踏み込めるかが主眼であったのだ。相模原から小田急の多摩線のほうに延びる野猿街道近くのアップダウンを繰り返す道で横を車が走り抜ける中、行きよりも10分ほど時間を短縮して帰宅。少し乳酸が溜まっている感じでケイデンスは上がらないものの、登りでもダンシングで踏み込めたし、最後までモチベーションを維持できたので良しとしよう。

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