99年8月22日

神奈川県相模原市米軍補給廠−

スリーエフ日米親善トライアスロン

なぜか、トライアスロンに参加する事になってしまった。
初めてのトライアスロンなのでスイム400m、バイク20km、ラン5kmの短めのレースである。なぜか、体調絶好調。今月は筑波での耐久レース以外、自転車に乗っていないので本当は来週の乗鞍に向けての練習のつもりなんですけど・・・。

スタート前のバイク調整中に突然前輪のパンク発生(T_T)。スペアのチューブを持っていたので事無きを得るが、またしても事前の整備不良で泣きを見るところだった。
最初現地に到着した時は曇りがちでさほど暑くなかったのだが、競技開始30分前くらいから写真のようなピーカンの天気になってしまい、それがちょっと辛かったですね。でも、トライアスロンで参加人数1、200人以上というのは相当この競技のすそ野が広がっているんだなあと実感。

スイムが7秒間隔のスタート。50mプール×8コースを順繰りに進む形だが、年齢順のスタートでレベルがバラバラのまま同時に大人数が泳ぐものだから、ほとんどイモ洗い状態。で、米軍のプールは片側が水深1mくらいで途中まで同じ位の深さであるが、真ん中あたりから急に深くなって最深部は9.5フィート(約2.85m)になるという変則的な形の為にやたら泳ぎづらい。そんな中、腕は快調にピッチを刻み、何とか団子状態を抜けてスイムが終了。ここからもっとも得意(?)のバイクへなだれ込む予定だったが、慣れないトランジットで焦ってしまい、上着に付けていたゼッケンが一部やぶれてしまう上にヘルメット装着で時間を食い、更にバイクシューズのベルトを絞め忘れてバイクに乗りながらの作業にも手間がかかり、相当タイムをロスしてしまう。
トランジットでの遅れを取り戻すべく、悪路ではあるが、ほとんど平坦路を平均時速37km前後で飛ばす。途中で2、3人と一緒に周回をするが、どうもドラフティングしてるんじゃないの? 向かい風では私のすぐ後ろでコバンザメされ、そうでない所で前に出るという感じだった。むかついたので唯一の上り坂(距離300m程度、せいぜい3%程度の勾配)で千切ってあげた。
結局、誰にも抜かれる事無くバイクもフィニッシュ。後で結果を見て分かったが、スイム、バイク終了時点での順位は、なんと50位台と上位5%以内に入る成績だったのだが、この後のランで大幅に総合順位を落とす事になる(^^;;;;。
最後のランは現在の私にとって、もっとも苦手な種目である。観戦していた人に言わせると、「自転車までは嬉しそうだったのに、トランジットエリアでランをスタートする前から嫌そうな顔をしていた」らしい。ジムでは数回、ローラー台を使って30分程度走っていたが、実際の道路を5kmも走るのは10年ぶりの為だろう。実際に走り出すと、さっきバイクで抜いて行ったゼッケンに次々と抜き返されてしまう・・・。
不安いっぱいの中、走っていると後ろから一緒に参加していたA氏が追いついてきた。A氏は10分くらい前にスタートしていたのだが、どうやら知らないうちにバイクで抜いていたらしい。彼は走るのは苦にならない人なので、かなり表情に余裕がある。中間点までは一緒にペースを合わせて走ってくれたが、それでもペースに付いて行けずに遅れ気味の私。中間点を過ぎてから再び一人で周りの同じようなペースの人を見ながらもくもくと走っているうちに残り1km地点でやっと脚が回るようになってペースを少しだけ上げる。
最終的に総合順位205位で終了。ランだけで約150人に抜かれた事になる。

後日、筋肉痛で3日間も足が痛くなってしまい、ランが一番つらい事を改めて実感した次第であります。人間ドックの検診で医者が言っていたもんね、「ランニングは体に一番良くないスポーツだ」って。本当かもしれないけど、また来年も参加しているような気がする。それにしても協賛スポンサーがいるにも関わらず、参加費13、000円は少し高いような気がする。

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