2009年10月24日

静岡県富士スピードウェイ−富士チャレンジ200

結果(ソロ200Km:44周) 8位(4h:36m:20s)/1000人以上出走

4年ぶりの富士チャレ。昨今の自転車ブームに乗ってソロ200Kmのエントリーが僅か11時間あまりで締め切られたようです。その11時間でエントリーしたのはソロ部門だけで1000人以上。それにチームエントリーも含めれば何と2300人以上が同時にコースに入るという巨大なレースになっています。
この手のイベントレースでは集団走行の経験がほとんど無いような方や普段さほど運動していないような方もいらっしゃる中で、直後に控えるツール・ド・おきなわへの調整レースの意味もあって参加者のレベルが非常に幅広いので特に序盤は走行に注意する必要があります。

事前に参加の面子を査定していなかったのですが、現地についてから聞くと何とディフェンディングチャンピョンの高岡さんがJapanCupのほうに行ったとの事で少し安心。でも他の強豪はいるので楽なレースにはならないはずです。
本日のゲストライダーはニッポ・コルナゴの面々(真鍋選手、佐野選手、中田選手、井上選手)と竹谷さん@スペシャがメイン。昨日までの晴れ予報が一転して朝から曇り空。結構寒いです。

今回の装備
スペシャライズド:ターマック+デュラ
フルクラム:コスミックカーボン・プロ(改)
カーボショッツ×7本 (5本分はHydrapak社のsoftflask 240mlに入れ、残りは予備として背中ポケットへ)
水500ml ボトル×2本 (フレームに1本、背中に1本)+麦茶500ml ボトル×2本 (フレームに1本)

スタートすると、最初からあちらこちらで落車の嵐。至る所で救急車隊員が担架に乗った人にコルセットを当てている姿を見かけます。そういえば、試走中に第1コーナーを抜けた下りで早くも救急車のお世話になっていた人がいました。その後も集団内では斜行したりふらついたりする人が多かったようで時折後方で落車音が聞こえてきます。そんな状態もいつもの事なので、なるべく危険回避のために集団前方でゲストライダー達の近くで走るようにします。
1コーナーからの最も速度が出る下りはあえてアウタートップにせずにアウター(53T)×13T辺りで回して対応。その後の100Rでもそのケイデンスの勢いを使って抜けるイメージです。ヘアピンからの登りも7月のレースでは終始アウターで踏むペダリングで走りましたが、今回は腰を高くしてインナー(39T)×18/19Tでクリア。これで瞬間的なペースの変動にも容易に対応できます。
先頭集団はゲストライダーが中心となって6分10秒前後のラップをキープ。序盤の集団内ではこのペースは楽です。そんな秩序も15周目あたりで崩れ、ゲストライダー達がラップタイムを6分前後にペースアップ。結局、ここから最後までラップタイムは5分55秒から6分20秒の間でした。後で聞くとこれはニッポチームの沖縄練習を兼ねていたらしい・・・。
ペースアップ時には40人くらい?いた集団も100Km通過の頃には30人ほど、そして140Km通過の頃には10人強まで人数が減っていました。そして最終的にゲストライダー以外で残ったのは知り合いばっかり(笑)。
マスケンさん@O-Vest(OYAGEES)、原田さん&高橋まこっちさん@イナーメ、高橋よっしーさん@CB。これに加地さん@ナルシマと富沢さん@リマそして山本健一さんと私がメンバー。
この中では一番脚が残っているのは時折単独逃げを試みる加地さんと流石の走りを見せるマスケンさんだったか。ただ、誰かが逃げをしようとしてもこのハイペースから逃げ切れる程の余裕はなさげです。それにニッポの方々も200Kmクラスの逃げは容認しない方向だったみたい。

終盤になっても細かくペースの上げ下げを仕掛けてくるニッポ勢と市民レース参加者でローテーションを組んで進みますが、次第にローテーションに加わらない人も出てくる状態です。そんな中でも最近取り組んでいるケイデンスでカバーする走りが出来ていたのですが、次第にフォームが崩れてきて踏みを入れないといけない状況になってきました。そして残り3周の最終コーナーでニッポ勢を中心に微妙なペースアップがあった際にとうとう対応できずに千切れてしまう。他の多くの参加者がコーナーをかなり広く使っていて通路が狭くなっていたのに、そんなところで中切れして本当に申し訳ありません・・・>後ろにいた方々。
後で話を聞いたり情報を調べると、私が切れたペースアップを最後にニッポの方々が行ってしまって市民レース集団のペースが落ち着いたらしいので、最後の最後で我慢できなかった事になります。情けない。

千切れた後に一気にペースダウンしかけたのですが、少し後ろに鶴見辰吾さんを含む集団が結構良いペースで追いついてきたので、それに乗っかる。その集団の中で少し休んだら、かなり登りも復活。後で聞くと前の集団もあの後にニッポ勢がいなくなってペースが落ち着いたらしいから、もう少し我慢できていれば・・・。
それでも何とか8位でフィニッシュ。

私がゴールした直後からコース上は雨が降ってきました。周回する人はかなり寒そう。表彰式を他の人と話しながら待っていたら・・・何とアナウンスが聞こえなくて表彰式をすっぽかしてしまった。7月の228Kmレースに続いて連続じゃんか!
そんなわけで各媒体で入賞者として私の写真などが出回ることはありません・・・誰も待っていないか。

 

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