2001年9月8日

JCRC川場

川場はJCRCの常連の大会だが、いままで乗鞍のすぐ後に行われることもあって出たことが無かったが、今年初めての参戦となった。お祭りの乗鞍と違ってJCRCはマジモード全開で行かないと雰囲気に負けてしまうし、元来、JCRCに出場するレベルの人から見ると私はヒルクライムは弱いほうに属する。なんとなく気後れがする大会である。しかし、今年は何の拍子か申込んでしまったので、一週間前にチーム物見山の練習に合流してプチ川場といわれる白石峠で慣らしてからの登場である。だが、その白石峠の練習会の帰りに道路の大きな段差を飛び越えるタイミングが悪かったのか、ヘリウムのリアでリム打ちしてしまい、修理が間に合わず仕方なく27TのスプロケをつけてZIPPのカーボンディープリムのヒルクライム初レースになってしまった。そしてとうとう新しいフレームの納車を次週に控えてビアンキ@鉄の最後のレースになる。
本来であれば土曜日のTTと日曜日のレースがあるのだが、今年は用事のため、土曜日のTTのみに出場。現地でチーム物見山の人を数名見つけて話したが、コースは先週の白石峠よりもきつそう。あまり休み(傾斜のゆるい場所)がない分、体重のある私にはキツイレースになりそうな感じ。二人前に物見山の宇津さんがいたので、出来れば1分前にスタートする宇津さんを視界に捕らえながらのレースが出来れば良いと考えていたが・・・・

最初の1Kmは事前の情報通り、勢いで通過。ここから斜度がきつくなってきて8%以上はあるだろうか、早くも2Km過ぎでで1分あとにスタートした人に抜かれる。そして事前情報で一番キツイと聞いていた3Km(11分40秒)からの11%程度の直線激坂が現れる。即座に27Tに落とす。人によると"ここで気分が滅入る"と言っていたが、その気持ち、わかるような気がする。これに匹敵するのは富士山の日本ランドHow!横から5合目まで登る途中の2kmに渡る激坂程度だろう。この坂で前に走る宇津さん、その30秒後にスタートした人の姿は見えるが、自分もペースをあげることが出来ずに1km続くこの坂でペダリングのペースを乱しまくり。4Kmでは17分10秒。この後もしばらくつづれ折りが続き、25T以上を使うことなく事前情報通りの休みが無い登坂が続く。ヘリウムの場合はリム周りの慣性モーメントが少ないので、スピードが遅いときでも踏み味がそれほど変わらないが、ZIPPは重量はヘリウムよりも少し重い程度だがリム周りが厚いのでいくら踏みこんでも回転が上がらない限りは踏みこんだ時の感じが軽快ではない感じがした。
5Kmを過ぎて残り2Kmの時点で20分40秒。事前情報ではこの辺りはさほどきつくないとの事だったが、既に足がやられてしまったのかケイデンスは上がらない。6Kmは24分30秒。最後の1kmはまたしてもつづら折りが始まり、最後は再度11%程度の坂を登ってゴール。自分はゴール地点が分からず、少し手前をゴールと勘違いして(だって、ビデオで撮影していたんだもの・・・)頑張ったものの、そこから更に先がゴールと分かって、もう既に力は無くなっていた。それでもゴール地点には物見山の人たちが集まっていると聞いていたので、このままではまずい。形だけでも最後はダンシングを決めてヘロヘロで到着。31分7秒くらいか?

物見山の人たちは速い人が多いので、奈良さんの25分台から30分以下の人がぞろぞろ。ここにいると精進しなくては行けない気分になる。来年は2日間出てみたいものである。


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