2007年3月24日

JCRC第一戦日本CSC

結果 (16周)14位(2:36:07.521、1:38.010sec遅れ)/63人出走

近年のJCRC修善寺のBクラスは最初から8分30秒前後のラップで数周をこなす総合力が無いと入賞ラインには届かない。
本来であればそんな力を身につけるべく練習するべきなんだけど、まずは"Zクラスで先頭と同一周回はA認定"という規定の記憶を頼りに昇級を狙ってみましょう、と初めてZクラスにエントリー。

金曜日の午後から休暇をとって家族と共に修善寺にて前泊しました。このところの期末仕事の疲労からか、ビールを飲んで23時前に沈没。
当日は6時前に起床、6時半過ぎに出発と普段の日本CSC行きと比べてずいぶんとゆっくりと動き出せたのもこの日の結果に繋がったのかも。

今回のZクラスは怪物クラスの参加は無いみたいだけど、ホビーレースの有名人がそれなりにエントリーしているので楽な走りは出来ないだろう。でも救いは例年に無く天候が良くて無風に近いし何より暖かい。試走時にはベスト着用+指付きグローブだったけど、結構気温が上がってくる気配が強くなってきたので半袖、短パンジャージにアーム・レッグウォーマー+指切りグローブで出走。中には一切のウォーマーを付けずに走った方もいたようであります。
8時29分にスタート。で、1号橋に結構な勢いで集団が突っ込みます。そのまま1周目のラップは9分3秒!多分、恐らくZクラスでは相当速いラップのはず。2周目に9分26秒までラップが落ちたものの、3周目になって後方からSクラスに抜かれた際に若干ペースアップして9分10秒。おいおい、まさかこのまま行かないだろうな?
この頃にコムレイドの菅選手ともう一人が一緒に抜け出したものの、後続集団からは誰も動かず。私もまだ様子見で集団の10番手前後をキープします。ここで生きが良かったのが橋本さん@ヤマダレーシング。秀峰亭や長者が原ではスルスルと前に行ってしまいがち。他に数名が抜けかかっても下りで時折吹く向い風に戻されて帰ってくる。
そんな状態のまま走っていたら5周目?の秀峰亭から長者が原に向かうヘアピンを過ぎたところで突然、チューブの破裂音が鳴り響きます。なんということでしょう!橋本さんの後輪がパンクですよ。ここで橋本さんは無念の戦線離脱。後でホイールごと交換したところを追いついてしばらく一緒に走ったけど、途中で止めてしまったみたい。調子良さそうだったのに残念。

その後の集団は9分40秒−10分弱のラップとペースが安定して走りやすくなったけど、それは他の人も同じ。後ろを見ると30人位の大集団が残っていますよ。このままでは最後までこの集団を引き連れて行くことになりそう。それはいくらなんでも面白くない。と、9周目に2人が後続集団から抜けて20mほど離れた。しかし秀峰亭への登りで集団もペースを上げて吸収・・・と同時に定石通りにカウンターアタックで私が抜け出しを計る。集団からも追ってきたけど緩めずに秀峰亭と長者が原を集団を引きながらクリア。この周回は9分32秒。後ろを見ると集団は半分くらいになっている。どうやらリストラに成功したらしい。ここで気を抜くとせっかく離した後方集団に追いつかれるので集中して走る。

ここで長者が原で観戦の人から「前2人との差は1分20秒」と言われていたのが「前2人との差は1分になったぞ!」との声が聞こえます。流石に2人と集団では差が広がらないのか。でもさっきのペースアップで多少脚にきてしまってここで踏み直して追うだけの力が残っていなかったのは、後で思い返しても惜しい。

その後は10分弱/周を維持しながらの走行。そして13周目?にまた2人が抜けていった。これも追えばよかったのか?それとも追っても集団がついてきて無駄足に終わったのか?悩ましい限り。
15周終了で最終周のジャンが鳴ってこれで先頭と同一周回でゴールするのは確定。後は順位ですよ。この中で2番になれば入賞なのはわかっていた。でもこの2周前から登りでは集団についていくのがやっとという状態になっていた。それでも勝負をかけるとしたら早めの仕掛けしかない、と2号橋を過ぎたところでアタック。秀峰亭手前では15mくらいは後続を離したけど、もう脚が動かなくなってしまってあっという間に集団に追いつかれる。そのまま東大ジャージの2人が行ってしまい入賞ラインが遠のく・・・。
その後は集団のお尻で何も出来ずにゴールラインを通過。
でもとりあえずは最初の目標をクリアできて本日はよかったよかった。

これで万年Bクラスから脱出、と思ってJCRC規定を確認したんですが・・・。
どこを見ても"Zクラスで先頭と同一周回はA認定"という文言が見当たらないんですけど。見逃しているのかそれともそんな規定はなくなってしまった?
無事に副級でA認定されていました。
まあそれなりにレース展開に絡めたから良しとしよう。

inserted by FC2 system