2004年4月25日

JCRC第二戦群馬CSC

"ここで首尾良く入賞なんて出来たらJCRC3戦連続入賞だな"、なんて考えるほど鼻っ柱は高くなかったつもりですが、結果はかなり自分に失望を覚える事になりました・・・

天気予報では冬並の冷え込みで群馬県新治村では最高気温が10℃以下だと。レースの2日前には関東の一部で真夏日を記録する暑さ!だったのに何てことでしょう。荷物に冬装束をたっぷり詰めて出発。4時に家を出たときの気温は6℃でした。同じチームの先田さんと丸山さんを拾って関越で北上する頃には朝日が昇り始めていましたが、気温は更に下がって5℃になっていました。三芳PAで他のチーム員と合流して7時半過ぎには群馬CSC着。この時点でも気温は6℃辺りでしょうか。しかし天気は良く日差しが暖かかったので何とか真冬の格好はしなくても良さそうです。
早速準備して試走、のはずでしたが、何と同行の先田さんがシートピンをねじ切ってしまうトラブル発生。これには皆かなり焦りましたが、藤井さんが工具箱の中から代替部品を見つけて事無きを得ました。しかし、普通シートピンに代用できそうなネジを持ち歩くかねえ〜。

アーム/レッグウォーマー、指付きグローブ+インナーグローブ、ハーフシューズカバーにウィンドブレーカーという格好で2周の試走をしましたが、寒さで筋肉が固まっているのか、心臓破りがかなりきつく感じられます。それに風が一部でかなり強く吹いていてここの走り方で脚の残り方がかなり違ってくると思われます。更に最後の1週間はどうも疲労感が抜けない感覚があった事も非常に不安です。でも昨年のレース前の業爆よりはかなり状況は良いはず、という事はあの時以上の走りができるはず、と自分に言い聞かせて試走終了。ウィンドブレーカーを脱いで9時からのBクラスのスタートを待ちます。今回は同じBクラスにチーム員の井上さんがいるので同じ集団内でも心強いことです。

1分前にスタートするZクラス参加者を見ていると集団最後方にディスクホイールの人を発見。奈良さん@物見山でした。この気象条件でディスクホイールっすか。スゲーですわ。で、自分のレースの番。スタートで一瞬クリートが拾えなかったのですが、無事に集団中程で下りセクションに突入。ヘアピンを過ぎるまで先導のバイクペーサーがつきます。リフト下で戦闘開始。先の修善寺ではどのクラスも最初の周から集団からの抜け出しを計る動きがあったみたいなので一応警戒していましたが、皆さん気象条件もあってか集団のまま推移します。心臓破りのところでZクラスの集団に追いついてそのまま抜いていきます。あれれ、こんなに早く追いついちゃうの?1周目はペーサーが半分入った事もあって9分57秒と幾分遅め。
今回が始めてのBクラスでのレースですが、本日はどうも集団内での動きが落ち着きません。斜行してみたり、下りで強引な割り込みがあったりで危ないので常に5-10番手で推移する事を心がけます。自分でぶつかって来て相手にイチャモンを付けるのもいたなあ・・・まあこういうところも含めてレースなのかもしれませんけどね。そんな集団で意気が良いのは水田さん@物見山とYou Canの2人、SPACE、前回の修善寺でCクラス優勝の久保田さん他2名くらいでしょうか。自分は先頭には出ずとも前の数名が離れそうになった時に集団を引いて追いつくような走りをしていました。今にすればこの頃から他の人の消耗具合と自分の調子を見比べてレースを進めなくてはいけませんでした。2周目は9分35秒。
3周目になると危ない走りをする数名は更に不安定な動きを見せていました。そして下りが終わってリフト下からのアップダウンセクションで自分の右腰の辺りで誰かがハンドルを当てて来ました。ちょうどダンシングしていた時の腰を押し出したタイミングで当った事もあるのか、そのままコントロールを失ったのか、直後に私の後方で落車発生。集団の後方にいた人達とBクラスについてきていたZクラスの人の大半を巻き添えにしていたようです。井上さんは直接は落車には巻き込まれなかったようですが、他の人が前を塞いでしまってペースを落とす事になってそのまま集団から離れてしまったようです。改めて集団の前で走る事が重要である事を認識させられます。この落車で生き残ったのは25名程度でしょうか。3周目は10分3秒。
私が知らなかっただけですが、毎周回のゴール地点で集団がやけに活性化しているな、と思ったらソックスポイントが設けられていたんですね。3週終わったところで気付きました。我ながらトロ過ぎ。
ここまでのペースは決して早くないですが、早くも脚に乳酸が溜まるのを感じています。この周回のリフト下を過ぎたあたりで水田さんとあと一人が集団から抜け出して5秒ほど先行します。それでも集団は追う気配を見せないまま9分52秒でこの周回を終了しました。
最終周回の下りに入る右コーナーで誰とも無く「イーブンで行けば追いつけるぜ」なんて声がかかりますが、自分の目には既に差を広げつつある先行の二人に追いつくにはこのポイントだと感じていたので、無理して集団の先頭で下り始めますが、スピードのノリがよくないです。完全に中途半端な引きになってしまって完全に反省ポイントでした。行くなら行くで腹くくらないとイカンです。ヘアピン前でYou Canの若いのと数名がようやくペースを上げてきました。ここまで来れば心臓破りで前につければそれなりの位置で行けるはずですが、既に自分の脚は限界近くに来ていました。
分かりきった心臓破りのペースアップに途中まではついていきましたが、右カーブの手前10m位で集団から千切れてしまい、その後ろにいた別の集団からも更に遅れ気味になりながらホームストレートへ。この時は先頭がスプリントしているのが辛うじて見える位置まで下がってしまいました。

結局先頭から19秒遅れの23位と惨敗と言って良いでしょう。今回は途中でかなり疲労感を感じたんですけど、自分の力でレース展開が見える位置にいるのと、金魚の糞のように集団に着いていくだけでは疲れ方が全く違うんでしょうね。これを糧に次のレースを準備せねば (でも学習能力ないから、どうなるんでしょ)。


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