2010年3月21日

JCRC第二戦日本CSC

結果 (8周) 2位 (1:18:26.828、13.141sec遅れ)/11人出走

家族旅行とセットでシーズン開幕を迎える行事は我が家の恒例 (昨年は私の食中毒騒ぎで中止したが) になりつつあります。
今回も土曜日から修善寺入りしてゆったりと温泉に浸かっての参加ですが、春の嵐が朝から吹き荒れて公園などにある高さ10mくらいの木が根元から揺れています。時々、隣に立つ木の枝同士がカツンとぶつかる音が聞こえてくるほど。その嵐は夜になると雨も伴って寝る頃には台風のような状態になっていました。
起床時も外から激しい風雨の音が聞こえてきて、日本CSCから車で30分ほどしか離れていないのに現地に向かう気力が萎えるほどです。それでも玄関から車までの20mの間に風で傘を壊しつつ、雨が止むという予報を信じて車でゴー。
日本CSC駐車場でサンドウィッチなどを食べながら外の様子を伺っていたら、7時過ぎにはすっかり雨は上がってレースできる状態になりました。しかし、駐車場の回りでアップをこなす間も身体が煽られるくらいの強風が続いてます。

召集場所でスタートを待つ間も踏ん張っていないと倒れそう・・。今回のAクラスは最初からエントリー人数が少なかったのに、この天候でDNSもいるようで出走は12名ほど?この中で真ん中より前にゴールすれば入賞か。正直なところ面子の事前査定で悪くても表彰台に絡む事は出来ると思っていましたが、逆にBRレーサーのプライド?が失敗してはならない、という余計なプレッシャーも感じます。
スタート前にJCRC役員に「なんだ、ずいぶんと少ないねぇ」とあきれ気味に言われて、いよいよスタート。
走り出してみると強烈な向かい風でまったく進まねぇ。何となく集団先頭に出てしまったまま1号橋から最初の登りまで先頭固定気味に走ります。2号橋に向かう下りで集団を前に行かせて少し休憩。そんな感じで身体が動かないまま集団前方を維持。しかし1周目のラップが10分超え・・。普段であれば遅すぎなラップタイムですが、結構きついぜこの暴風の中を走るのは。
しかし2周目の長者が原への登りで森田選手@O- Vestの強力な引きについていったら、いつの間にか3人の逃げになっていた。他に一緒にいたのは釘町選手@コムレイド。確か彼氏もBR-1選手なのでこの面子であれば逃げは決まるはず。9分27秒。
コムレイドは今年から湘南ベルマーレの自転車チームになるのですが、このレース当日にはまだ発表されていないからこの参戦記ではコムレイドのままで通す事にします(笑)。

他の二人に「この面子なら無理しなくても逃げ切れるから、しばらくイーブンでいこう」と声をかけます。実は単に若者に行かれたくないオヤヂのお願いでした(苦笑)。そんなオヤヂの駆け引きに見事にはまってくれた彼らと淡々と周回を重ねます。3,4,5周目は9分32秒、9分47秒、9分35秒。
途中に観客から「Aはこの3人逃げで決まりだな」という声が聞こえ始めて気が緩んだわけではないのですが、徐々にラップタイムが落ち始めた頃に釘町選手から「後ろが単独で追いかけている」との情報が。慌てて後方を見ると30秒ほど?離れてAの赤キャップが一人で走っているのが見えます。
慌ててペースアップしようとケイデンスをあげますが、それまでの逃げによる疲労が蓄積し始めて更にラップタイムが落ちてきました。9分54秒。
残り距離を考えると彼氏の追撃をあきらめさせる必要があるので、私を中心にペースアップを試みます。しかし実際には大して速くなっていなかったのですが何とか再び彼の姿が見えなくなって、さあ最終周回に突入。10分02秒。

最終周になって、3人の中で勝負をつけるタイミングを計る雰囲気が漂ってきました。基本的にここまで私が登り担当、他の2人が下り担当な感じでここまで来たけど、何とかその線で頑張って最後の長者が原で勝負だな、と考えていた秀峰亭への登りで釘町選手がアタック!ちょうどギヤを落としたタイミングだった&不意を付かれて反応が遅れた隙に一気に行かれてしまいました。追いかけたけど慌てすぎて脚がいっぱいになってしまい差はつまらないまま最後の下りになってしまった・・・。数周前から登りで苦しそうな素振を見せていた森田選手を長者が原で引き離して2位でゴール。9分53秒。

ここ数年、入賞はそれなりにするのに表彰台に上るのは久しぶり。それは良かったのだが、もう少し気をつけていれば勝てたレースだった。最低限の目標はクリアできたと考えましょう。
本厄な年齢で迎えたシーズンですが悪くないスタート・・ですかね。

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