99年7月24日

JCRC第六戦群馬CSC

今回のJCRCは相棒のY氏、N氏が揃ってD昇級してしまった為に一人だけのEクラス。1周6kmの周回をわずか2周(12km)と距離が短い為、スプリント勝負が予想され、実際にその通りになったのだが・・・。

なんとEクラスのスタートが朝の8時15分!!。そのため、横浜市の自宅を4時過ぎに出発したが、首都高で事故による通行止めの足止めにより、7時45分に群馬CSCに到着。急いで自転車を車から引っ張り出してみるも、最近の不摂生(?!)のせいか、タイヤから空気が抜けていた事に加え、ディープリムの中に埋まっているチューブラのバルブが閉まってしまい、空気が入らない(^^;;。出発直前に何気なく積んだ予備ホイール(WO)に急遽交換。これが無ければ出走さえも出来ない状態だった・・・。事前の確認が必要である事を改めて実感。

何やかやといろいろあったが、無事にスタート時間に滑り込みセーフ。前回の修善寺で見掛けたような顔が数名見えている。今回は初めての群馬CSCなので最初の1周は多少過熱する可能性のある先頭から少し離れたところでコースを覚えて、その時の状況で最後の周回で捲る、というあまり意味の無い(^^)作戦。だって、時間が無くてウォーミングアップさえも出来ないんですもの。なんか、後ろでも同じような状況の会話が聞こえるぞ。「駄目だった時の良い口実が出来た」って? う〜ん、もう少し前向きに考えようよ。梅雨明けの強い日差しのおかげで既に汗をかき始めていたのでそれを勝手にウォーミングアップ完了と思い込む事にした。

スタートしてみると、さっき急いでつけたホイールに付いているセンサーとサイクルメーターのセンサー位置が上手く合っていなくて時速表示が出なくなっている!!使えるのはタイムと心拍計のみ。仕方ないのでメーターを頼りにしないで自分の感覚だけで行くしかなさそう。コースは最初の3分の2は下りが主で残りが7%程度の上りという感じ。残り1.5kmくらいのところにある坂が少し長いが、後はすべて下りの勢いで登れてしまいそうだ。1周目の坂の上にあるソックスポイントは6位くらい、1周回終了時のポイントでは4位で通過。初の周回ポイントをゲットする。しかし後から思えば、この時に1位通過者のみに与えられるソックス獲得権を取っておけば良かったと後悔する事になる。

1周目の心拍数は最高でも177、通常時で165前後と余裕を持った走りが出来ていて「今回こそ入賞だあ」と自分の中で盛り上がり、周回前半の下りで先頭集団の中で十分に脚を貯め、上りでアタックがかかっても対応できるような状態になってきていたが、上りにかかる少し手前の急な右カーブで事件が発生。前を走っていた人がスピードの出し過ぎで後輪を滑らせて落車。そこに吸い込まれるように自分も落車(T_T)。レース後の周りの話だと、この落車がきっかけで集団のスピードが上がったらしい。自分は両足に立ち上がる時に引っかけたギヤの浅い擦り傷と右手中指の軽い打撲、自転車は左ブレーキレバーが少し曲がったのと、リアディレイラーとフレームとの間にチェーンが挟まってしまった程度の被害だったので、速攻でチェーンを直して自転車にまたがるも、既に集団は視界の外・・・。あとは前を追いかける気力も失せて、完走を目指すのみ・・・。

無事完走はしたものの、集団(特にスピードが上がっている時)では周囲の様子を良く見なければいけない事を痛感した。後から思い返せば、落車もある程度予想できたかもしれないと思った次第である。


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