2009年4月25日

東日本サイクルロードレース群馬CSC

結果  (BR-1:10周)18位 (6sec遅れ)/171人エントリー

今年から始まった実業団カテゴリーの変更で多くの"純正BR-1レーサー"が上位のTR登録してくれたおかげで少しは面子が薄まったとはいえ、フルタイムワーカーにとってアマチュアロードの最高峰カテゴリに位置するBR-1に初参戦です。
今回はスキップから5名 (新井さん、阿部さん、高橋さん、水竹さん、岩佐) が参加。純正BR-1だった新井さんと過去にBR-2で何回も入賞している阿部さんの両トップを軸に残りの3名でどこまでアシストできるか?が今回のテーマです。それにBR-1/ERクラスの各チーム上位5名のポイントを集計するJグランプリにも寄与できる走りを個人的には目指していました。

前日の受付は先に行っているチームメイトにお願いしていました。その前日に行われたレースは濃霧により群馬CSCのゴンドラ下から管理塔前までのTTに変更になったとか。5000円払って僅か4Kmちょっとしか走れなかったのは痛いですよ。通常であればERクラスで3位以内で入賞した人は昇級するはずですが、翌日のレースでは引き続きERで走っていたみたいだし、なんだかよくわからないレースだったみたいです。

そんなレース当日は4時過ぎに自宅を出て7時前に群馬CSC着。道中の関越では前橋で霧、月夜野ICに近づくにつれて豪雨に・・。ICを降りたところに設置されている温度計を見ると7℃の表示。4月の群馬CSCレースは時々こんな天気になるときがあります。こんな状況でも連盟は半袖半パンで走らせるのかな?
僅かに上の駐車場に入れずに下の駐車場に入れた頃には雨は止んだし、天気予報では徐々に晴れになるはずなので前後カーボンディープなホイールを装着です。売店のある建物で受付を済ませてERレースをコース横で観戦していたら空では雷鳴が轟き、直後に霙交じりの雨が降ってきた。
慌てて駐車場に戻って念のために持参していたノーマルリムのホイールに交換しようとしたら、アルミリム用ブレーキシューを持ってくるのを忘れた事に気づいた・・・orz。仕方ないのでこのままの仕様で走りましょう。気になる雨中のブレーキングについても早めのブレーキ操作でリムに付着した水分を飛ばしながらであれば何とかなるでしょう。せっかく車まで戻ってきたのでスポーツバルム赤の1番を塗って寒さから逃れようとしましたが、それでも震えが止まらない。うげげ、この寒さの中をレースするのかい。マジですか?なんて時間つぶしをしている間にBR-1レースの召集時刻が迫ってきたのでで腕&膝ウォーマー+黒軍手に指きりグローブ+ベストをジャージの下に着込んで召集場所へ。これで最低限の防寒になるでしょう。嗚呼、せっかく持ってきたローラー台も使わず、ウォームアップ無しでレースする事になってしまった。


スペシャライズド:ターマック+デュラ
マビック:コスミックカーボン・プロ(改)

召集地点で高橋さんやFITTEの小島さん等と「寒いねぇ」と話していたら、いつの間にか雨は止んでいた。結局レース中は晴れ間すらのぞく有様。実は今まで群馬CSCのレース中に降られた経験がなく、その記録を今回も更新する事になりました。

 周回数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
 ラップタイム 9:44 9:32 9:14 9:39 9:11 9:29 9:22 9:21 9:33 9:07

 

速くもなく遅くもない良いペースで始まったレースは1周目から新井さんが先頭を引いています。私もアップできなかった割には集団前方をキープしながら周りも見えているし位置取りも思った通りに走れています。2周目になってもまだ新井さんが集団の少し前で先頭を引いているのですが、いくらなんでもやりすぎ。彼を落ち着かせるために3周目に彼らが吸収された直後に単独でカウンターアタックで集団から抜け出しました。これで集団も追ってくるだろうし、新井さんも落ち着くでしょう。思惑通りに後続から追ってきた数名と直後に迫っていた集団に半周で吸収されて落ち着きを見せた集団ですが、今度は私がきつくなってきました。ラップタイムを見るとこの周は結構速かったんです。何とか集団内で走るうちに復活出来たけど、こんな芸当は比較的にコースの難易度が低い群馬CSCだから出来た事。そして私が集団内で休んでいる間にもチームメイトがしっかりと集団前方を確保しつつ機を見てアタックして確実にペースを作っています。
スキップというチームはレース暦10年以上の人が多く所属し、多くの出稽古レーサーが刺激を与える普段の朝錬でもレース展開を想定して練習しているから、皆がレース展開を読む力がある人ばかり。だから今回のようにレース前に天候不順でほとんど話も出来なかった状態でもチームプレイが出来ます。レース中は純正BR-1メンバーを多く揃えながらTR登録しなかったスペース軍団がチームとして動いていたけど、彼らに対抗できていたのは我々だけだったと自負できる走り。我々の中で一番スプリントのある阿部さんに最後を任せてとにかくアシスト陣がお膳立てします。集団の前方で走っていると全く危険を感じることはなかったのですが、実はかなり落車が発生していたらしいです。

最終周までに逃げは全て吸収した (たかだフレンドで売り出し中?のW松さんが単独で逃げかけたのを追った時はきつかった)。ゴールに向けて位置取り合戦のためにカオス状態になってきたゴンドラ下で最後の心臓破りの前で阿部さんが集団前方で走っているのを見て自分の仕事が終わった事を実感。これからは自分が出来るだけ前でゴールするだけ。心臓破りも前10人強がかっとんで行ったけど、それ以外は大してペースが上がらず。我々のチームプレイが皆の脚を削ったと思いたい。
残念ながら阿部さんは前を塞がれてスプリントは不発だったようですが、Top20に3人が入ったのはスペースとスキップだけ。チームの獲得ポイントには寄与できたかな。

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