2001年8月26日

長野県乗鞍高原−

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

先週の日米親善では、まあまあの状態であったので、髪をこれまでの人生で一番短くして軽量化(^^)を図ってみたり、はりで背中から足にかけての疲れを抜いてもらったりして気合だけは入れてみた。今回は長年使っていたビアンキ@鉄の最後の乗鞍になりそうなことも手伝って、何としても昨年あと少しで果たせなかった80分切りを目指していた。
土曜日は受付を済まして買い物ついでに軽く慣らしをする。1周間の仕事の疲れはあまり溜まっていないようだ。今年の宿(福島屋)はスタート地点の観光協会前広場から近く、食事も非常においしく頂きました。

日曜日は4時半に起床。5時に朝食。スタート地点から近いので時間と心に余裕がある。7時過ぎに宿を出てスタートの列に向かうも、既に私の出場するCクラスは相当の人が列を作って並んでいた。この分では号砲がなってからスタートラインを通過するまで15秒程度かかってしまうか。
広場では大きなテレビが設置されてゴール地点の様子をレポートしていたが、その時点で曇り、多少霧が出ているコンディションで気温9℃、風も5m以上程度ある感じの天候条件の中、ゴール地点の設営を行っていたが、大変有難い事です。その一方、走る身になると、上のほうでは風にあおられて、ちょっと厳しくなることが予想できる。もう少し風が収まってくれることを祈るのみ。

チャンピョン、女子がスタートした後にCクラスもスタート。ここで大失態。なんとスタートしてから最初の左カーブ直前まで時計を動かしていなかった(後で分かったが、この間1分20秒)。この空白の時間がこの後の走りに大きな影響を及ぼした。−ここから時間表示は実測+1分20秒を追加した、すなわち実際の時間を示している

CP1までの緩めの傾斜では、39−19T、21Tで平均17Km前後をキープしての登坂。CP1辺りで少し斜度がきつくなるが引き続きいい感じで飛ばす。中間点は36分25秒。ここでいつも失速する荒れた路面の激坂を迎える。ここでリアを取っておきの27Tへすかさず変更してクリア。しばらくは24Tでペースを戻そうとするが、思ったよりも自分のケイデンスが戻るのに時間がかかってしまった。これは今年のヒルクライムの絶対量が足りなかった事からくるものだろうか?21Tで踏めるようになったと思ったらCP2を通過。この後すぐに残り5Kmの標識。57分ちょうどで通過。平均15kmで行ければ余裕だが、今までの経験では平均13Km前後が妥当なところ。なんとなく、ぎりぎりの感じになってきた。この時点で周囲に同じクラスの人が数名固まっていたので、ここから脱落しないようにすれば何とか目標の80分に届きそう。
ここから時計と残り距離表示との戦いが始まった。また、この時点で時計の空白時間が正確にわからなかったので、今思うと結構焦りもあったような気がする。とにかく4分/km(時速15Km)をクリアすべく走る。残り3,4km辺りでは天気も曇り加減になり、風も出てきてちょっと苦しめられたが、何とか周りの集団からは千切れずに残り1km。時計を見ると微妙な感じになっている。最後、ここで遅れをとったら情けない姿をさらすことになるので、近くにいた人に「80分切れそうだから頑張りましょう」と声をかけてダンシングでワッセワッセ登る。しかし悲しいことに自分が声をかけた人は私よりも前に消えていってしまった。それでも後ろを数名引き連れて最後の左カーブが見えてきた。ここで最後のダンシングを炸裂させてゴールラインを通過した。自己計測で78分30秒。後で分かった時計の空白時間を足して79分50秒。数年来の目標達成!!!!!



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