2002年8月25日

長野県乗鞍高原−

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

今年で5回目になる乗鞍。今までは毎年タイムを縮めている。そしてついにLOOKのKG281で2kgの軽量化を果たした今回はもっと早くなる・・・はずだった。しかーし、色々あって持久力を作りこむ時間が取れなかったので、時間がかからない筋トレを集中的にやっていたら、体重が昨年よりも増えてしまった・・・。合計でも1kgくらいしか変わっていない現状では練習不足は補えず、結局は昨年よりも公式計時で約2分のタイムロスト。ありゃりゃ。

今回はいつもよりも1000人も多い4500人の参加者らしい。それが結局は荷物を取りに行く人の大渋滞を生む結末になってしまい、多くの人がゴール地点の手前で自転車から降りてしまう羽目に。多くの人を泊めたい観光協会と参加希望者が殺到している現状を考えると人数を増やしたいのは分かるけど、来年は何らかの対策が取られる事になるだろう。もしかすると、抽選制になってしまうかも?

土曜日の到着時には少し寒いかと思われた天候が日曜日になるとピーカン。スタート前のセレモニー時に半そで短パン姿で寒くなかったのはこれまでで初めてかもしれない。今年のCクラスは前に年齢別のほかのクラスが先に出ていっているので、かなり前が渋滞している可能性がある。今までは前にいるのはチャンピョンクラスと女子クラスくらいだったので、かなりこれまでとは違った前半になることが予想された。
号砲が鳴って動き出すまで30秒、スタートラインを通過したのは47秒後、と年々スタートラインから離れていくなあ。練習で追いこめていないので、心拍をあまり上げずに160−165拍でキープしながら登る事を心がけた。スタートしてしばらく同じクラスの人を抜きながら、そのうちに前のクラスの人も混ざってコース上は大混雑。基本的に右から抜いていくが、時には詰まってしまってスピードを落とさなくては行けない場面も。最初の5km位は気分的にはかなりつらくてゴールできないような気がする時もあった。それでも中間点まではこれまでで最速の34分7秒で通過。何故か速い、はや過ぎる。前にも書いたように今年はまったく持久力が無い状態。直前の練習でもまったく乗れていない。慌ててペースを下げて現状維持を図る。
この辺りからつづら折りの激坂が少しずつ現れ始める。データを見ても勾配が結構きつくなっているのが分かる。路面が荒れた区間で若干ペースが落ち、何とか安定するペースを探してみるが、だめ。次第に心拍が頑張っても上がらなくなってきた。なんか、CP2が見当たらないなあと思っていたら残り5Kmの看板の直前。いつもよりもちょっと後ろじゃない?昨年のレポートと比較すると、中間点からここまでの区間でペースを落としすぎたのが、タイムに響いた気がする。
そして路面が荒れた後に一番嫌いな、ゴール地点が遠くに見えるけど10%強の激坂区間。よろよろと走り、同じクラスの人に何人も抜かれて残り3km。ここに来ると森林限界を超えるので視界は開けてくる。それでも最後の頑張りでペースを何とか15kmhまで戻す努力をするけど、かなり体がつらい状態に。結局最後もペースが上げられずにゴール。
ゴールすると久しぶりに鼻の奥で血の匂いがしたので体的には頑張ったのかもしれないけど、この後半の落ち込み具合でこの状態になってしまったのは情けない。それでも練習時間の割には良いタイムだったのは自転車の軽量化の結果だろうか?

別に実測データを取ったので、御覧下さい。良く言われるように距離/標高差ともに公表値よりも少ないようだ。

ポラールS710実測データ

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