98年8月30日

長野県乗鞍高原−

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

日本で最も大きいヒルクライム大会であり、個人的にはエンデューロ以外の大会は初参加なので自分の位置づけの目安がここで分かる、ということで直前に富士山での練習もこなして意気込んで臨んだレースだった。第一目標は22kmを1時間20分、第二目標は25分、第三目標は30分と、いつでも言い訳できるように3つの目標を設定(苦笑)。


台風が接近して開催も危ぶまれたが、何とか小雨交じりの中スタート。残り4kmまでは快調でかなり高めにした第一目標にも迫る勢いだったが、ここでカラータイマーが消えてしまい、ハンガーノック状態で失速(涙)。さっきまで抜いていた人に再び抜かれていく。そのあたりから森林限界地点を超えて周りは殺伐とした光景が広がり、雲の中に入ったのか霧雨が降りしきる中、辛さが増していく。最終的には1時間26分51秒 (自己計測) でゴール。顔にはびっしりと塩が吹き出ていた。ゴールしてから悔しさが沸沸と沸き上がってきた。来年はもっと速く走りたい!


ちなみに総合優勝者 (上の写真の赤いウェアの人) のタイムは57分28秒。計算してみると私はこれよりもほぼ1.5倍の時間かかっている。次元が違いすぎるが、これでも本場ヨーロッパのトッププロが150km以上走った後のヒルクライム時のタイム換算よりも10分以上遅い。ヤツらまでの道のりは限りなく遠い事を知った・・・。

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