2003年10月11日

群馬CSC−スバル コガ・ミヤタ カップ

数年ぶりに復活したミヤタ杯、先日の修善寺での調子を維持したかったところだが、修善寺以降は突然の業爆開始で連日睡眠時間が4時間以内という強行日程を強いられていた。レース2日前の自転車通勤では普段よりも、もがいたつもりなのに普段よりも時間がかかってしまい、仕事中でありながらうっかり気絶してしまう場面も。30分程度の気絶後はかなり体調が戻っていたけど、それだけの時間で復活する程の酷い睡眠不足だったんだろう。
今回は業爆になる前に調子に乗って未登録ではあるが、チャンピョンクラスでのエントリー。

この日は3連休の初日。スタート時刻は11時30分とゆっくり目だが、行楽車で込む前に群馬CSCに到着すべく5時に出発。しかし環8、関越共に途中何回もの短い渋滞に捕まって到着は8時半。もう少し遅く出発していればもっと時間がかかっていただろうと思うと、これは大正解。
早速エントリーして出走リストを見ると、有名人がいっぱい!ユキリンの増田さん、HOT STAFFの柴田さん、チームWADAの和田さん、マリアの小沢さん、カネコイングスの渡辺さん、YOU CANからは大量4人のエントリー、他にも有名チームからの出場多数、そして何とキナンの柿沼さんまでいるではないか (流石に柿沼さんは登録のレースに出ていたらしい)。今まで名前しか知らないような偉人と一緒ということは周回ペースもそれなりになることが十分に予想されるわけで・・・この時点で気持ちはすでに負け犬モード。完走だけを目指す事にする。
スタートまではそれでも時間があるので知り合いを探すと、一般Bクラス(4周)でエントリーした会社の同僚とそのスキー仲間が。こちらのスタートは9時半なので、それを見送ってからおもむろに1年ぶりになるローラー台を出してきてアップを開始。そうこうする内に近くに綾野さん夫人(桂三さん)が近くにいたので、ちょっと挨拶。15分くらい回して汗が出てきたところで止めてそのままレースをしばらく観戦。結構大集団でのゴールスプリントで決まっているみたい。そのわりには落車が少なかったようでした。

11時に再びローラー台へ。この頃にローラー台に乗っているのは未登録か登録のチャンピョンクラスに出る人だけ。少しずつ緊張感が高まってくる。チャンピョンクラスはホストのスバル・ミヤタを始めとする登録の部が2分先にスタートする形なので、この時点では8−10周で抜かれると思っていたけどね・・・
スタート地点に行ってみると、何と事前説明で周回遅れによる足切りがあることを聞かされる。事前に調べた時に周回遅れは足切りされるという文章を見たけど、それは登録の部だけで未登録では関係ないと勝手に思い込んでいたので、ゆっくり走っても12周走らせてもらえるものと思っていたのに、これでは完走も危ないではないか!何とか行けるところまで先頭集団に着いていくしかないな。

スタートしてみると、さほどペースが速くない感じ。でも下りではちょっと気を抜くとコーナーで抜かされる。しかしその割には集団内での安心感がこれまでとは全く違っている。間違い無く今まで参加したどの集団よりも全体レベルが高い事が分かる走りである。とりあえずまだ面子の凄さに気持ちで負けていた面があったのでヘアピン辺りでは集団の後方で通過。そのままコースを思い出しながらリフト下から8%坂へ。以前はここでずぶずぶと集団から遅れていたが、ここも集団後方のままクリア。この分では半分までは最低でもこのペースで行けそうと思った1周目終了直前の緩い登りにかかったところで突然、集団左中段で7,8台程度の落車発生。目の前に転がった人を間一髪で交わしたものの、集団は既に15m程度は前に行ってしまっている。落車を免れた人と一緒に前を追う。下りに入る前に何とか追いついて一安心。この周回は9分37秒。
2,3周目はそのまま何も起こらずに淡々と進む。おいらは集団後方で相変わらずヒラヒラと。4,5周目になると集団も少しは活性化してきて数回のアタックがあるが決まらず。この頃になって集団の動きが出てきたので中盤まで位置を上げたものの、ペースは替わらず9分30秒前後。この面子ではこのペースはかなりゆっくりと感じているんだろう。自分もさほど無理せずに着いて行けている。これで10周までは周回遅れにならないで済むな、なんて考えていたら一人がアタック。そのまま20mくらい離れていってしまうが、集団は誰も追わず。
6周目になる時にふと左側を見ると何とミヤタの黄色いジャージを先頭にした登録集団が既に心臓破りを超えて再びのリフト下まで来ているではないか。かなり追いつかれているけど、まさか次の周回で追いつかれるとは・・・
下りのヘアピンを過ぎてリフト下辺りまで来たら何故か追従集団の前に押し出される格好で2位で8%心臓破りに突入、と思ったら後ろからものすごい勢いで登録の選手達が20人くらいだろうか追いついてきた。あっという間に抜かされていく未登録の選手達。登録の集団は8分10秒から20秒で周回していたらしい。すげえスピード。信じられないけど、世界はあれ以上のスピードなんでしょう?とんでもないよね・・・
とりあえず登録超特急に乗ってみるが、下りも早いし、何と行ってもヘアピンを過ぎてからのスピードアップと連続する小さな坂のあまりの高速さにマジ切れ寸前。とうとう心臓破りでついていけずにさようなら。未登録の数人はあの異常なペースについていったようだ。この周回は9分17秒。
8周目はあの異常なペースから千切れた人達が集まり始めていた。数人が「まだ前が落ちてくるから頑張ろう」と集団に声をかけているが、自分的にはとてもあのペースについていけた人が落ちてくるとは思えなくて自重。言い換えればそれだけの脚が無かったとも言う(^^;;;。

この辺りから周回辺り9分後半から10分のペースにダウン。時々追走集団の前に出るが、長く引くことなく後ろに下がる走り。この辺りでコースサイドから前の集団からは45秒という声と「前を追え〜!!」という声が聞こえ始める。しかし誰も積極的に先頭に出る者はいないし、疲れもあったんだろう。そうこうしているうちに11周目。ここまで来れば完走は出来そうだ。しかし、突然8%坂で脚に力が入らなくなってくる。何とか頑張って集団には着いて行けているが、坂では遅れ気味。非常に辛い。ここに来て仕事の疲れが表れてきたようだ。
最終周も何とか心臓破りまでは集団に着いていったが、ここで皆さんがペースを上げていくのに着いていけずにとうとう千切れる。最後は同じ集団だった人を1人だけ後ろにおいてゴール。順位は20位近くで、先頭とは1分30秒くらいの差だったか。とにかく最後は疲れたけど、完走できて良かったわ。

レース終了後、2時間耐久に出るスキー組の最初だけを見送ってから、とっとと帰り自宅を始める。帰りの環8は多少込んでいたものの、行きよりも早い3時間で帰宅できました。

inserted by FC2 system