米国にロードレーサーを空輸する手段の調査経過と必要事項を時系列に報告する予定。

2003年10月某日
航空会社にハードケースを手荷物として認めるかの確認が出来ないままに、何と仕事上の各種都合により最初の1週間の研修をキャンセルする必要が発生した。結局、最初から予定されていた1週間のみの出張になった事によって自転車輸送は今回は断念する事になった。中途半端になってしまって落ち着かないのが、出張が短くなった事を喜ぶべきか・・・

2003年9月某日
日通のペリカン便の営業所にてハードケースの空港への手段を検討しました。結局、航空会社が手荷物として認めてくれるのであれば、空港ペリカン便の規定サイズ(縦×横×高さの合計が170cm以内で重さが30Kgまで)を越えていても運んでくれるという。とにかく航空会社が手荷物としてハードケースを認めるか否かを連絡してくれ、と言われる。

2003年9月某日
ハードケースへ自転車を入れる予行演習やってみました。
日頃の自転車通勤で雨の中も乗っていた為か、ステムがさび付いてしまて外すのに2時間。結局ステムの臼の部分を潰して強引に外した。日頃の整備がいかに重要かを思い知らされる事に。その時の写真です。
結局、そのままいつもお世話になっているショップでステム交換ついでにオーバーホールに直行。もう一つついでにヘッドパーツもシマノ105に変更。これでフレーム以外で完成車時点で付いていたカンパパーツ (ベローチェ) は全てシマノに置きかえられる事に。
予行演習はやっぱり大事。それ以外にも荷物を積めてからケースに押し込む時に一度紐を緩めて仮止め後に徐々に紐を締めていく要領など、必須アイテムが目白押し。

2003年9月某日
主張先での練習コースを現地の人の伝で策定を依頼中。今のところ、早朝練習と週末の80−100マイルツーリングの予定を組んでもらう積り。あと、現地到着/帰着時の輸送手段についても現地人に配送を依頼中。
そろそろハードケースへの積込みの予行演習と成田往復の輸送手段を具体的に検討しなくちゃだわ。

2003年9月某日
輸送会社の料金、調べてみました。
DHL:WPXというサービスで片道約7万円!!
Fedex:フェデックス・インターナショナル・プライオリティが該当しそうだけど、料金不明
クロネコヤマト:UPS(!)と組んでいるけど、大きさの制限 (縦、横、高さの合計で160cm以内) により取り扱い不可
日通:アロー便という名称でサービスを行っているけど、詳細は別途、輸出担当(!)に問合せ要
とまあ、個人で使うには現実味は無いね・・・

これは日本では成田往復だけ頼んで後はコンチのカウンターで大きさはオーバーしているけど重量は規定以内であることを強調して超過料金無しで突破するしかないな。現地では迎えに来る人に大きめの車で来てもらうように早めに連絡をすれば大丈夫か。
そうなると、空港までの送料と手段、現地での練習コースの策定しなくちゃだわ。他にもハードケースに入れる予行演習もしなくちゃいけないし、何かと必要事項が出てくるような気がする。少しずつ進めていきましょ。

2003年8月某日
輸送する時に使用する外箱は一般的には店から貰ってくる段ボールに緩衝材をつめまくるんでしょうけど、義父が何と自転車用のハードケースを持っている事を実は前から知っていた(笑)。借用お願いついでに現物を拝見。結構大きいんだわ、これが (120×77×30cm)。ケースだけで10kgくらいありそう。ということは機材詰めると30kg弱になるなあ。まあ、車輪もついているので、段ボールよりは良いかな。

持っていくのはレース用のLOOKでは無く、通勤用のBianchiにしようと思う。Bianchiはクロモリなので、とっても重い (通勤仕様で12kgあるんじゃないかな) けど、何か問題があったときにも現地で対応しやすいでしょう。当然、タイヤはクリンチャー。パーツも基本はアルテ、105だから現地でのパーツ入手性は問題無いでしょう。

輸送はDHL/Fedex辺りの外資系輸送会社あるいはクロネコやペリカン便の日系輸送会社にホテルと自宅の往復をお願いするか、何らかの手段で空港まで運んで預けるか、どちらかだな。今回はコンチネンタル航空を使うので、荷物の重量制限を調べると、32kgまでみたい。それなら超過料金は取られないかもね。でも、今回の出張は会社の都合 (怒!) でレンタカーを借りれないので、米国の空港からホテルまでの往復を考えるともう少し調べる必要があるなあ。


2003年8月某日
別の研修が前の週に追加になって2週間の滞在になってしまう可能性が強くなってきた。おいおい、1週間ならホテルのジムでごまかせるけど、2週間は無理。大事なレースの1ヶ月前にこんなに自転車を乗らない期間が長いとペダリングを忘れちゃいそうだぜ。田舎だから週末に行く場所も無いし、ペンシルバニア州って東海岸地域の中でも自転車が盛んな地域。近くに毎週金曜の夜にトラックレースをやっているベロ・ドームという設備もあるし、その先には全米有数のクロカンのコースもある。
というわけで現地にロードを持っていく事を検討することにした。おいらは外資系勤務なので、一般的な日本の会社よりは個人の融通が利くけど、流石に会社の研修に自転車を持っていく人は前代未聞。でもおいらにとっては仕事と同じ位、この時期の体調調整は重要。
気になるのは自転車の輸送方法。後で調べてみよう。


2003年7月某日
10月中旬に会社の研修が1週間に渡って米国ペンシルバニア州某所にて行われそう、という情報が飛び込んできた。なんてこった、この日程はツール・ド・おきなわの走り込み調整の時期じゃないか!
仕方ないからこの週はホテルのジムで調整して (米国のホテルは一般的に$70程度以上の宿泊費を出せばジムが併設されている) 、帰国後にレースまで2週間あるから距離を走り込めば何とかなるか・・・



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