2000年5月3日

茨城県筑波サーキット−筑波春の8耐

今年も"筑波でポン" は3チームでこの大会に臨んだが、直前のドタキャンでこれまで経験が無い3人×3チームでの参加になった。と言う事は一人2時間半以上を担当する事になる。中にはあまり普段練習できていない人も居るので持久力に不安が残る状態だ。
今年は"シマノもてぎロード"のせいか、例年よりも参加チーム数が少ない(220チームくらい)ようだ。

午前中は降水確率80%という状態を見事に振り切って、きれいな晴天に恵まれた。昨年から始まったレース前の1周のTT(Time Trial)に初めて参加してみた。集団にいるときは1周2分50秒程度で周回できる時もあるが、TTなので当然一人で、しかもあまり瞬発力も無い為、自分の中では3分を目標にしてみたが、途中、力が入ってしまったか後半に伸びずに3分5秒でゴール。50人くらい参加した中で18位だった。しかし、このTTで思った以上に体力を消耗してしまい、ちょっとグロッキー状態。

11時に耐久レース開始。最初はロード3人チームでエントリーした「筑波でポンA」と「筑波でポンB」チームともに良いペースで推移し、2時間経過後には両方とも総合で25位−30位程度の位置につける。しかし、このあたりでこの時期にしては暑すぎるくらいの天気が怪しくなってきた。何か遠くで雷が鳴っているなぁ、と思っているうちにあたりが暗くなってきて一気に雷雨状態。幸いにもこの時の雨はさほど酷くなくて30分くらいで収まってきたのだが、この雨でAチームの方がペースを乱してしまい順位を下げてしまう事になった。
そんな中、自分達のピットの目の前で「パン」という音がして選手がピットサイドの壁の向こうに消え、その後その選手が頭を上げると何とさっきピットアウトしていった我がチームの前走者ではないか!急いで出走の準備をして測定器を回収後、再度復帰するが、転倒した我がチームの選手は、その後は大事を取ってリタイア。たまたま応援に来ていたチーム員の知り合いを強引にゼッケンをつけさせてレースを継続する。
自分もこれまで何回かレース中に落車したが、大抵誰かのミスに巻き込まれての転倒だった。今回も突然後ろから何かが当たってしまった時にチューブが裂けてしまってバランスを崩したらしい。
でも、ほとんどの場合、当てられたほうにも至らない点はあると思う。今回の場合、それまでに結構飛ばしていた疲労があって集団のペースについていくのがやっと、という状態だったと言う。そんな中での事故だったようだ。

徐々にレースも終盤に近づくにつれて、これまでに筑波では経験した事が無い程の強風と再度雷雨になってきて厳しい状態になりつつあったが、コース上のライトに火が入ってカクテル光線に照らされたコース上に雨が舞うというここ数年おなじみ(?)の光景になってきて雰囲気が盛り上がってきた。
今年は久しぶりのアンカーを努めたが、後半の強風に痛めつけられて全くペースが上がらず、イーブンで周回をこなすだけの状態。情けない。残り10分くらいになると雨も弱くなり、ピットロードは既に観客に解放されて声援が最後の力を後押しする。最終周回は前後の位置関係を見誤ってしまい、結局最終コーナーの出口まで利用されてしまってスプリント及ばず数人に抜かれてゴール。

残念ながら天気も荒れて怪我人が出てしまったが、気温が低くなかった為に何とかなったと思う。事故は反省材料として練習をしていこう。
 

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