2001年8月4日

茨城県筑波サーキット−筑波夏の9耐

今回で夏の筑波も5回目になる。"筑波でポン"チームは基本的には毎回IHI(石川島播磨重工業)のメンバーとその他という構成で比率が各回事に変わっているのだが、最近はIHI以外の参加者が多かった。しかし今回は久しぶりに比率が半々になって以前の雰囲気に戻って懐かしい感じであった。まあ、個々に見るとこの1,2年で新しく参加した人が多いけどね。夏の筑波自体も今年で15年目ということでいつもの8時間耐久ではなく、8+1時間の9耐になった。
最近、個人的にはこのレースは平地での高速走行(レースの緊張感と平均時速40km前後の集団走行ってほとんど練習会では出来ないもんね)と、気温が高い中での持久力の強化の場になっている部分があるが、1周の距離が短く(約2km)ほとんど高低差の無いコースレイアウトは初心者にもやさしいので、初めての自転車レースにはもってこいですよね。

朝から雨模様の天気。少しテントの場所取りに遅れてしまい、昨年快適だったピット上もすでに占領されていた。仕方なくガソリンスタンド前のわずかに残っている芝生の上にタープを広げる。この頃から雨の勢いが激しくなってきて耐久レースの前に行われているはずのTTを見に行く余裕も無い。しまいには雷まで鳴り出す始末。このまま10時のスタートまでかなりの雨が続く。久しぶりにスタートライダーをやることになったので豪雨の中、スタート。私は天気を読み誤ってしまってZIPPのカーボンホイールを持ってきてしまったのでブレーキが利かない状態でコーナーは非常に慎重に繊細にクリアしていく。周りでは周回毎に落車したガシャンという音が頻繁に聞こえていたが、何とか3つのポンチームは無事に周回を重ねていた。そのうちに雨も手伝って先頭集団のペースが上がっていなかったらしくそれなりの速度の集団に追いついた後は集団の前方で周回遅れを慎重にパスしながら45分ほど走って次につなぐ。第2走者の出る頃には雨も上がって暑さがぶり返してきたようだ。ここからがいつもの夏の筑波になる。
この後、午後4時くらいまでは無理して暑さに負けないように水分/栄養補給に気をつけて1回あたり45分前後(15周?)の周回を重ねていく。いつもよりも時間の流れが淡々と流れていたようだ。

午後6時ごろに最後の周回を30分弱で切り上げて残りをチームメートに託してカクテル光線の中を周回する最終走者を見る。青いつなぎを着て走ったりレゲエコスチュームでメインストレートを張り切って走る人もいて楽しい雰囲気になると共に順位を狙って走るチームの迫力ある走りも見物である。時間をかけてチームで走るので最後は結構感動的になってくるものです。
今回も最後は十分に楽しみましたが、最終走者は周りが暗くなってチームの人が見分けつかなくなってくるので、次はもう少しわかりやすくする工夫が必要かも。

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