99年10月17日

静岡県ヤマハテストコース−袋井6耐

乗鞍終了時には、袋井の前に川場のJCRCと栂池のヒルクライムTTに参加する予定だったのが、仕事やその他の用事があって出場出来ず、1ヶ月以上自転車に乗るどころかスポーツジムでのトレーニングさえ、ままならない状態で5.2Kmのコースに臨んだ。
我々ポンチームには強力な雨男がいるせいで、これまでの私の耐久レースの参戦記には大抵、「雨」という文字が見えているはずだが、今年の袋井はこの雨男が参加しているにも関わらず珍しく雨も降らずに楽しむ事が出来てその点では良かったが、レースの方は練習不足がたたって、これまでの耐久レース参加経験の中でも辛いものになってしまった・・・。

今年は昨年の落車の記憶が思い出されてしまってスタートライダーはパス。コース脇に陣取った休憩所でスタートを見ていたが、先頭集団のペースが早い事。最初から1周8分を切ってくるのだ。今回はなんか前回よりもレベルが上がっているんじゃない?とこの時は思ったが、昨年の最初に先頭集団の中で気分良く走っていた自分のラップを見ると何と、やはり8分を切っている。「やるじゃん、自分」って感じだが、去年は最後のほうは疲れてしまって10分以上に落ちてしまっている。今年は練習量では前回の5分の1以下に落ちている+禁煙効果でトータル3分の1程度の体調というところか。更に体調不足を新兵器ZIPPのディープリムホイールによる空力抵抗軽減、整流効果ならびに軽量化で補おうという物に頼る金権オヤジの辿る道に一歩踏み入れてしまう作戦である。

最初の周回では、ピットアウトする時に良い集団を見つけたので猛然と追っていったせいか、ピットスタートにも関わらず自己計測では8分ちょうどくらいでクリア。しかし、その元気も長くは続かずに3周目でもろくも千切れる(^^;;;。早くも練習不足を露呈してしまう。走りながら、「そういえば最近2週間くらいはクレアチン飲んでいなかったしなぁ。」と既に言い訳モードに突入。既に体はかなりの疲労を感じ始めていたが、予定通りに4周でライダー交代の為にピットへ。4周で34分30秒くらい。我がチームの休憩所であまりの疲労に水分、食糧の補給も出来ずにしばらく寝てしまう。20分後には何とか復活して歩き回れるようになったが、最後まで持つか不安の状態である。
そして2回目の周回では同じく4周だったが、体がようやく動き始めた感じで最初の周回よりも早い34分でピットへ。何とかなりそうな感じが出てきたが、前走者の突然のパンクによってあまり休みも取れずに走る羽目になってしまった3回目の周回では、下りで何も踏まなくても時速50km以上を出してくれるZIPPのおかげで何とかタイムはまとめたが、最後の2周でほとんど上り坂で踏めなくなってしまい、ヤバイ状態。タイムも一気に落ちて36分30秒。
そうこうするうちにレースも5時間を経過しようとして最後の周回が近づいてきた。最後は良い集団に付けたので、3周を28分30秒程度でフィニッシュ。結局、3人で合計38周で終了、こんなところでしょう。

今になって思えばこの袋井のコースは群馬のCSCと同じような性格を持っているんですね。少しきつめのやつと、なだらかな上りが所々に配置されながら、どちらかといえば高速レースになり易いというところが似ていると思います。違うのは下りが短い事と、その分多い平地区間、あとは距離が少し短い(群馬CSC=約6Km)というところでしょうか。

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