2001年7月7,8日

昭和記念公園−

ケンズ・カップ トライアスロン

2年ぶりのトライアスロンである。6月の栂池が散々の状態であったことを思うと少しは調子が上向きではあるが、まだまだ本調子には程遠い。連日35℃前後の酷暑が続き、照りつける太陽が体力を奪う。タフなレースになりそう。自転車の展覧会の様相を呈するロードレースと違ってトライアスロンでは自転車は単なる道具として扱われている感じ。会場でもロードレースのぴりぴりした緊張感とは違ってなんとなくのんびりしている。この方が初心者には入りやすい環境かもしれないけど、ロードレースとはあまりにも違う雰囲気に若干戸惑い気味。
プールはひょうたん型の周回を2周と1/3で750m。かなり水が濁っていて視界は悪そうである。バイクは5kmを4週、ランは2.5kmを2周の合計25.75km。2年前の日米親善とは異なり、いかにもトライアスリートという体でしまっている人が多くてまたしても戸惑う。自分はわき腹あたりが少しゆるい感じで連れに「歩いているとわき腹がゆれている人は他にいない」まで言われる始末。
他の時間にスタートする人を見て息継ぎで頭を横に上げるのではなく前に上げるヘッドアップという泳法を初めて見てかなり驚いたが、海では有効なこの泳ぎもプールではあまり意味なさそうだったが・・・

スタートしてみると事前の予想通り、水質が悪く水深が浅い上に人が多くてぶつかりそうになるのでかなり消耗する。またひょうたん型のプールのため、どこかで曲がらなくてはいけないのだが、前がよくわからないのでこれも消耗の原因になったと思う。ここでヘッドアップが有効なんですね。
2周回目にはやっと周りもいなくなって泳ぎやすくなってきたところで同時スタートの中(60名程度)で8番目前後でバイクへ。バイクにトランジットしてみると暑さが殊のほかきつい状態でたった20kmといえ、かなりつらかった。昭和記念公園は若干のアップダウンがあるが、周回を重ねる度にその(大したこと無い)坂がきつくなってくる。しかしそこはZIPPのカーボンディープリムの整流効果でカバーしながら何とかクリア。
最後は苦手のラン。バイクでも結構体力を消耗してしまったので完全に体から力が無くなってしまっていた。ヨタヨタと走り、5kmをなんと27分以上もかけてゴール。

ゴールしてからは盛大なセレモニーと豪華な食事、そして日清製粉がスポンサードしている関係で参加者にパスタ1袋とTシャツ、大きなバスタオルと参加賞がすごかった。

日曜日はリレーに出場。バイクを担当する。前日よりも暑さが増してきて20kmが更にきつくなってしまったものの、前日よりも2分弱早いタイムで終了。リレーなので、トランジットをやっていない分、前日との差は1分程度か。

このレースでそれまでの不摂生を再度確認。乗鞍に向けて心を入れ替えないといけない。

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