2005年9月4日

JCRC第六戦日本CSC

結果 (6周)14位(58:27.706、4:45.386sec遅れ)/38人出走

昨年に行われた9月の修善寺では業爆による乗込み不足からの回復途中ながら何とか3周半も先頭集団についていけたので結果は不本意ながら内容は良かったと思っていました。
それに対して今年は修善寺の坂に備えて距離は短いけどそれなりに急な坂でインターバル錬をして高い強度での登坂能力を高めたはずだし、新車(スペシャライズド/S-Works ターマックカーボン) も投入して機材面でも進化しています。ただ、そんな中でもレース前日に約1ヶ月ぶりに計量した体重が前回より2Kg増えていたのは悪い予兆だったのでしょうか・・・

そして結果は・・・惨敗。どんな感じだったか反省を兼ねて書いて見ましょう。

4時過ぎに待ち合わせ場所まで自走開始。と言ってもわずか2Km。先月までは寝苦しい日々が続いていたのに、そんな短い距離でも、もうTシャツ1枚で自転車に乗るには肌寒さを感じます。4時半に拾ってもらって、5時前にKMCで他の人と合流。機材を店長の車に乗せ直して5時20分に出発、日本CSCには7時半前に到着しました。
早速、準備して5kmコースへ出向いて知り合いとの挨拶もそこそこにアップを兼ねて1周するけど、どうも心拍だけが上がって脚の回転イメージと心拍数が一致しない。それでも今回は試走で十分に心拍をあげて第1弾のレースであるZ/C/D/Eクラスの皆様を観戦しながらストレッチで筋肉をほぐそうと考えていたので、こんなものだろうと高をくくっていました。
今回はホイールにフルクラムを持ってきたけど、このホイールは純正クイックレバーが太くて固定ローラー台のレバー受けに入らないんです。それを良いことにローラー嫌いの私はサボる口実にしようとしていたのに「ほら、岩佐さんに持ってきたよ」と言って"親切な"店長から手渡しされたのはレバー受けに入る太くないクイック。店長はZクラスで参加で一番最初にレース開始、手渡しされた時点でZクラスのスタート時間の10分前そして第2弾のレースに参加する私以外の3名は何もしなくてもローラー台に乗るホイール装着、と言うことは状況的にどう見ても私の為にこのクイックレバーを持って来たらしい・・・。
ぞんざいにありがたく両手で拝みながらレバーを拝借して、第1弾レースのスタートするのを見てから準備開始。借用した台はリムドライブではなくタイヤにローラーを押し付けるタイプなので、タイヤが熱を持って焦げてくる匂いを嗅ぎながらレースを観戦。体が温まると同時にようやく脚の引っ掛かりが消えたので他の人に台を貸すべく早めに終了。無用な乳酸を溜めさせて頂きどうもありがとうございました>店長。
第1弾レースでは当初から入賞を期待されていた丸山さんがEクラスで優勝、そして複数のサイトで優勝候補と騒がれていたDクラスの川本さんは強烈なマーク (「ペースを上げると皆で潰しに 来るんですよ」と言っていた) をかいくぐりながら入賞、とすばらしい結果でした。まあ「集団の後ろに下がった時にアタックを決められた」と言っていたけど、最後の周回では集団の後ろに下がってはいけなかったね>川本さん。

しばらくして自分のレース。2列目に陣取ってスタートを待ちますが、自分では緊張していないつもりなのに今度はいつもよりも心拍が上がっています。まあ、なるようにするしかないべ、と言う心境。
S/AクラスがスタートしてからBクラスもスタート。いきなりペースが速くて30Km/h以上のスピードで最初の右コーナーへ突っ込みます。最初からここまで速いのは今までに記憶に無いほど。そのまま速いペースで長者が原、秀峰亭も通過。2号橋を過ぎての長い上りでようやくペースが少し落ち着いた為に10番手辺りにいた自分の時計では1周目のラップ自体は8分43秒と速過ぎではなかったけど、時計以上に体にはかなりのダメージを負いました。2周目も長者が原では少しペースが落ちたものの、続く秀峰亭への下りと緩い上り、2号橋以降の長い上りでは同様に速いペースでやはり8分台 (8分58秒) で通過。先日の群馬でも周回ペースが速かったけど最終周回まで集団が小さくならなかったのに比べて、今回は坂を過ぎて後ろを振り向くと確実に集団の人数が減っています。3周目になってもペースは変わらず。そろそろ自分の脚がこのハイペースについて行けなくなってきた所で2号橋の後の長い上りに突入してしまい、ジ・エンド。坂の中盤で10名ちょっと残った前の集団から徐々に遅れ、2段目の坂の手前ではもう50m近くの差が開いたでしょうか。もっとしっかり負荷をかけてアップをしておけば良かった、と後悔しても後の祭り。この周回は9分38秒。
この後は10%の降級ルール (レース終了まで10位の人が10%ルールの基準ではなく、先頭が基準であると勘違いしていた) に引っかからないように垂れないように走ったものの、ほぼ1周を単独走行で気力維持が出来ない。4周目は10分33秒。
前の周の1号橋へ下る手前で一人なるしまの人が追いついてきたので、何とか気力も復活して何とかペース維持に成功して5周目は10分23秒。
最後はなるしまの人がペースを上げたのについて行ったのと、もう一人追いついてきたので最後の周回は10分10秒でクリア。ゴールタイムは同じ周回数だった昨年より5秒速いだけでした・・進歩ないじゃん。

結局、先頭集団についていけたのはわずか2周半。体重増のせいではなく完全に力負け。前の集団からもっと落ちてくるかと思ったけど、実際には落ちてきたのは僅か一人。それは自分が千切れた集団に残った人達は能力以上の力を出していたのではなく、十分な脚力があることを示しています。そして序盤は昨年よりも早いペース (約5-15秒/周は速かった) で展開していたけど、大幅な違いは無いと考えるべき。それでも昨年は3周半は先頭集団にいたのに、それよりも早く千切れてしまったのは大きなショックです。

結果を見るとBクラスの1−5位までは全員が21歳以下。10位まで見ても30歳以上はわずか1名と若者の力に圧倒された形でした。他のクラスでも13歳で2位や3位入賞など、若さが目立った結果だったようです。

今までの練習方法では今のBクラスでは通用しない事がはっきりしたレース結果でした。練習内容を練り直さねば。


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