2010年10月17日

JCRC第九戦群馬CSC

結果 (17周) 18位 (2:41:38.938、48.958sec遅れ)/62人出走

酷い結果だったレースで自分の状態にかなりショックを受けて一時期練習量も減っていました。しかし例年このアート杯はツール・ド・おきなわへの前哨戦の1つとして、ホビーレーサー界の強豪が参加するから、生半可な状態では完走すら危うい。
そこで約2週間で促成栽培的な練習メニューを組んで調整を開始。ローラー錬の時間を増やす&実走でも休みを少なくして低い負荷で脚を回し続ける時間を延ばすところから始め、徐々に負荷を上げてつつインターバル的な練習を取り入れた。強度が高いから長い時間継続できないけど、そこは他の日に低強度で距離を伸ばす練習でカバー。今までの経験もあるから100Km程度であれば距離への不安はない。そんな作戦でとりあえずレース前日にはとりあえず好調時の9割程度までのパワーが出る状況になって本番へ。

今回はKMC名義での参加なのですが、同じように午後レースなKMCで最近になってめきめきと力をつけているらしい原君と安田さん@マキシモシグマと一緒に群馬CSCへ。前日には紅葉見物?で高速道路がかなり渋滞したらしいから、早めに移動して現地着が8時過ぎ。
駐車場ではSクラス参加の皆さんも続々と到着して例によって挨拶ついでにお互いの腹探り開始(笑)。自分達のレースはまだまだ始まらないから、コンビニ弁当で食事したり午前レースな方々の様子を見に行ったりしつつ何度目かのコース脇移動時になんと、ドクターヘリが登場。既に他のレース参戦記で様子は語られているだろうから詳細は省きますが、とにかく午後レースは予定通り行われる事になって一安心。現場で様々な対応に追われた方々の努力でレースに参加できたことは非常にありがたいし、一層安全にレースを行わねば、という気持ちになります。

12時30分に予定通りにSクラスがスタート。直後に阿部さんが猛烈にダッシュしているのが見える。このいきなりのオープニングアタックに奈良さんが反応しているのも見えた。
阿部さんは全日本実業団、いわきクリテ共にファーストアタックを決めているから、自分的にはこの動きは十分に予想の範囲だったけど、他の人、特にBR-1レースに参加していないほとんどの人にとっては不意をつかれた格好になったことでしょう。
そしてヘアピンをすぎた辺りで松尾プロと今田さん@ウゴー/Team ARIさんが抜け出して前は4名となる。集団は先が長い&この4名の面子が良いから泳がせて脚を使わせるつもりになったのか彼らの逃げを容認する感じ。私もここでは(この日はKMC名義の参加ですが)チームメイトの逃げを積極的につぶさないように集団中盤をキープ。

順調に前との差が広がり始めたのを沿道から聞こえるタイム差からわかり始めた2周目の後半から私も攻撃開始。何回か単独でアタックして半周ほど逃げを試みるが、同調者がいなくて決まらず。堀さん@なるしま他の何名かが単独で後方集団から飛び出すが決まらない。
序盤のラップタイムは9分10−30秒と遅くもないが速くもない。私の調子も8分台のラップになると結構いっぱいになりそうだが、この程度であれば余裕がある感じ。中盤には若干ラップタイムは遅くなって更に楽になった。逃げ集団との差は最大で1分半ほどだったか?

その後は集団内で各人の思いがかみ合わずにスローペース(ラップライムが10分かかった周もあった)な場面も。そんな集団が活性化したのは残り4周だったか。武井さん@forzaがペースアップしてから。この展開はNara日記にレース中にメイン集団の動き予想として書いていた「武井さんが動かなければメイン集団のペースアップはない、逆に武井さんが動けば活性化するはず」と書いていた展開通り。
その意味ではメイン集団の誰もが彼の動きを見ていたはずだが、途中で中断したとはいえ午前レースで80Kmを走り後半は2人で逃げた武井さんもさすがに序盤から前を追う動きができなかったと言う事なのかも?
ちょうど他クラスに追いついたタイミングで前がペースアップしたので、前5,6名と後続が50mほど離れる場面もあったが、そんな状況も残り2周で団子になり、そのまま最終勝負へ。
ここでは高橋まこっち@イナーメが集団を鬼引き。強い。最後の心臓破りでは中盤までに脚を使いすぎた影響か、前に出られずに。若干メインの先頭からは遅れてしまった。ずるずると遅れそうになるところを目の前にまこっちとマスケンさん@O-Vest/チームちゅなどん がいたので踏ん張って最終ストレートへ。
最後は"午前レースも走ったマスケンさんに負けるわけにいかない"という一念だけでスプリントしてギリギリ彼を交わすも、結果的に伸びずに18位でゴール。まあ集団内でゴール出来たから良かった。

帰りは関越で前橋の手前で事故渋滞の一報を聞いて一般道路を多用して帰宅。群馬、埼玉北部の道は信号が少ないから交通量さえ少なければ良い練習ルートが作れそうだ。

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