2002年11月3日

14回MTBフェスティバル−緑山スタジオ

今年は袋井の耐久がキャンセルになってしまった勢いそのままに、のんびり練習している日々だった。そして11月2日も某所での即売会から帰宅して夕方に購入品のチェックをしていると、携帯が鳴った。コギーのおおみどう氏だった。「明日の緑山のレース、欠員出ちゃったので出ます?」「りょうか〜い」。昨年のデジャブでも見ている?
昨年との違いは、自分のMTBがもはやオフロードに耐えられる性能を維持できていない事。昨年のタイヤは横から繊維がはみ出てバーストしたので、スリックしか持っていないし、フロントのリムの歪みは更に悪くなっているし、ペダルも中途半端にクリートとフラットペダルの兼用タイプだし・・・。この事実に気がついたのが夕食時だったので、買い替えアンド取り替えはちょっときつい状態になっていた。仕方ないので、緊急避難的に近所に住む義理の父親のMTBを借りて出る事に。

今年もゆっくりと自走にて現地に向かったが、結構疲れた。借りたGIANTのMTB、タイヤは完全にマッドな路面適合!って感じで前後のブロックパターンが違っている。オフではよさそうだけど、オンロードではノイズがすごくてフロントサス経由でも結構腕に振動が伝わってくる。アルミのフレームは後ろからの突き上げが強いように感じた。普段がカーボンかクロモリだから余計に振動を感じるのかもしれない。

ちょうど現地に着いた時にはキッズレースが始まるところだった。スタート直後、「なんでまだそんな位置にいるんだ!!」と子供に向かって怒鳴っている人がいて居合わせた一同「こわ〜」。トップアスリートを目指している親子だったのかな?4歳児のレースなんかも行われていて数年後に自分の子供を参加させるようになっているんだろうか?なんてちょっぴり考えてしまった。

本番の2時間耐久レースではスタート時に目の前に1人転倒者が飛び込んできた。誰も怪我もなかったようだし、機材も無事だったから良かったけど、やっぱロードよりもクロカンのスタートは路面が悪い分怖いっす。
今回も第3走者なので、しばらく待っているうちに相棒とベビーマイヨを着た我が子が来てコース脇に居る。あらら、これが自分の子供に見せる最初のレースになるんかい。無様な姿は見せられんですな。今回は昨年の反省を活かして軽め負荷のシッティングで登りをこなすように考えていた。斜度と距離を考えたらアウターでも行けそうなんだけど、インナーに落として回転で上がって行くほうがパワーロスは少ないはず。
コースは昨年よりも整備されているようで、ラップタイムも早いみたい。自分の出番が来て出走すると、慣れない自転車とオフロードのテクニック不足が早くも露呈して下りの急な角度の逆バンクで前のめりに転倒。右肩と左膝に軽傷を負う。それでも1周するとコースに少しずつ慣れてきたので、転倒はこれ一回のみ。登りも一番きついところ以外は自転車から降りずにクリアできたから一応は学習効果があったということで。ラップも最速で8分台が出たようなので、時計的にも学習が証明できたようです。
自分は4周、チームとしては14周出来たみたいです。

クロカンのレースでは抜かれても「テクニックが違うから仕方ないなあ」なんて感じるけど、ロードでは脚力の違いが分かっていても抜かれるのが悔しいのは気合の差でしょうか。
観戦していた相棒の話では、それなりの姿を我が子に見せられたみたい。でも6ヶ月の赤ちゃんの記憶は24時間らしいからもう今は忘れているな。


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